熱帯夜の快眠のためには欠かせないアイス枕。そのアイス枕が危険という噂を聞いた。何が危険なのか。アイス枕は、暑い夏や発熱時に頭を冷やして快適に眠ることができる便利なアイテム。
しかし、使い方によっては危険なこともあります。以下の記事では、アイス枕の危険性と注意点について紹介します。
アイス枕の危険性とは
アイス枕には、主に以下のような危険性があります。
- 凍傷:冷凍庫で冷やしたアイス枕を肌に直接当てると、凍傷になる可能性があります。特に子供やペットは皮膚が薄く敏感なので注意が必要です。高齢者も注意しましょう。
- 誤飲:アイス枕には、無色透明なエチレングリコールという成分が使われており、大量に誤飲すると腎障害や低カルシウム血症などの心配があります。子供やペットがかじったり噛み破ったりしないように管理しましょう。普通の大人は心配ないかもしれませんが、袋が破けたら口に入れないように注意です。
- 布団や枕を濡らす:アイス枕は水分を含んでいるので、時間が経つと溶けて布団や枕を濡らしてしまうこともあります。湿気やカビの原因になるので、使用後は乾かして保管しましょう。結露するので毎日のメンテが大事です。
アイス枕の正しい使い方と注意点
アイス枕を安全に使うためには、以下のような使い方と注意点を守りましょう。
- カバーをつける:冷凍庫で冷やしたアイス枕は、カバーをつけてから使用しましょう。カバーは肌触りの良いものや通気性の良いものがおすすめです。カバーがない場合はタオルを畳んで乗せるのがおすすめです。
- 冷却時間を守る:冷却時間は製品によって異なりますが、一般的には2~4時間程度です。長時間冷凍庫に入れすぎると、ジェルが凍結して硬くなったり破裂したりする可能性があります。寝る時に使う場合は、冷蔵庫からいったん出して少し溶けたところで使用するとよいです。
- 使用時間を守る:使用時間も製品によって異なりますが、一般的には30分~1時間程度です。長時間使用すると、頭や首筋が冷えすぎて血行不良や頭痛などの原因になる可能性があります。朝まで使いたい場合はタオルを厚めにしいて少しひんやりするかな、という感じで使用するとよいかも知れません。
- 冷蔵庫臭を予防:アイス枕は冷蔵庫臭が付きやすいです。濡れたまま放置するとカビの原因にもなります。アイス枕を袋に入れて冷蔵庫にしまうと匂いにつきにくいです。
以上、アイス枕の危険性と注意点について紹介しました。アイス枕は正しく使えば快適な睡眠の味方ですが、使い方を間違えると健康被害を招くこともあります。製品の説明書をよく読んで、安全かつ効果的にアイス枕を活用しましょう。
小林製薬のねつさまひんやりやわらかアイス枕がお気に入りです!
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